風の丘 高松市にある生活介護事業所 LIT  は爽やかな風を運ぶ それは障がい者が町中で生活するということ

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障がい者の人生を支援する

福祉施設は障がい者の人生を支援する。それはどんな状況でもゆるがない。

2024年9月その障がい者支援施設(以下、入所施設)は、9名を強制退所にしました。職員の大量退職が理由です。9名のうち8名は、障がい支援区分6(最重度と言われる)重度加算対象(通常より手厚い支援が必要)です。8名のうち4名は行き場が見つからず、在宅生活を続けていました。


そのことを知った2人の元入所施設職員が日中の活動の場を何とかできないかと考えました。偶然、高松市内に社会福祉法人の所有する建物が空いており、そこを使用してもかまわないという提供を受け、11月にルシエルが始まりました。


4人を支える日中活動の場ができたことを聞いた元入所施設の職員がさらに3人集まりました。それから1年が経過しました。1年が経過し、職員たちが感じることは日中活動の場だけでは親亡き後を託した入所施設の役割に応じることができないということです。


そこで今までは建物を提供してくれた社会福祉法人の内部にありましたが、このままでは本人たちに必要な支援を提供できないと感じ、独立することにしました。その生活介護事業所の名前がLIT(リッツ)です。福祉施設の運営費は支援費と呼ばれます。でも、もう一つ大事なことが代理受領だということです。本来、本人たちのために使用する公金です。この代理受領支援費を使用し職員を育て、生活施設の建設を目指すことがLITの目的です。


まもなく、強制退所にされた保護者のページを設けます。強制退所は、許されることでしょうか。障がい者の人生を支える福祉施設が、その役割を放棄する。これを福祉施設とは言わないでしょう。障がい者の人生を支えるという福祉施設の役割は、何にもまして重いはずです。



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