風の丘 高松市にある LIT  は爽やかな風を運ぶ それは障がい者が町中で生活するということ

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16)視覚と聴覚の差を知る

視覚と聴覚の差とは

視覚と聴覚の差

視覚は認知心理学の本にありますが、120度だそうです。人間の目は前についておりますから180度かと思いますが、そうではないようです。自分の目の前で起きていることは見ているようで、見ていないことがあるということでしょうか。ASDの人たちと接していると「あれ、この人右下が見えていない」と思うことがあります。これは本人の視覚のことですが、障がいがないと言われる人たちも、全て見ているわけではないことを理解する必要があるかと思います。

一方で、聴覚は360度です。不必要な音もたくさん入ってきます。よくできたもので、人間の脳は自分にとって不要な音は無視します。意識しないままに音を拾っているということでしょう。支援者にとって聴覚情報は大切です。見ているようで見ていないのですから、自分の今いる空間で起きていることは耳で聞いて、目で確かめるが、大切かと思います。

過去に太田先生が主任研究者として取り組んだ中に行動障害の問題についての調査がありました。行動障害の中で何が一番困る問題かという調査です。仮説としては、他害とか破壊とか起きては困ることが上位かと思ったのですが、一番は奇声でした、それにこだわりが続きました。他害とか破壊はそのずっと後ろでした。日々生活する中で、絶えず入ってくる大きな声は大きな問題のようでした。これは考えてみれば、ステージⅡとかIの方々は、内言が難しいわけですから、常に声を出しているし、その音量の調節が難しいと言えるかと思います。オープン空間で、多くの人ちが一緒にいて混乱することなく過ごすことができるのかということです。



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