風の丘 高松市にある LIT  は爽やかな風を運ぶ それは障がい者が町中で生活するということ

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17)果たして説明できることなのか

17)果たして説明できることなのか

日常の支援の中では、これってどうなの?ということに出くわすことがあります。その時に支援者がまず考えなければいけないことが、果たして説明できることなのか、ということです。説明できるからいいのではなく、説明できないことは、その支援のあり方に問題があるから早急に改善していく必要があります。そして説明できないことは、事故を招く確率も高くなります。でも、福祉の現場というのは経験主義、主観ありきの世界ですから、個人が思っていても他者に届かないことが多くあります。

管理者としての自分は、精一杯言いたいことを我慢します。管理者が頻繁に口を出すようになると現場は自分の頭で考えないようになります。考えても常に管理者に否定されては同じように、言っても無駄と思って何も考えなくなります。ここのタイミングが難しいところです。

ある時期、マネジメント研修の講師をしていた時がありました。全国社会福祉協議会の教本があります。そのマネジメント研修は10年ぐらい続けましたから、ほぼ頭の中に内容が入っております。その中に、職員の成熟状態によって現場の指導方法は異なるということがありました。例えば未熟な職員集団に対しては指示を出していくこと、成熟してきた職員集団に対しては見守ること、このような基本を知らない管理者がいれば、おおよそ職員集団の成熟状況に関係なく、自分の意見を通そうとするでしょう。職員集団の成長を妨げているわけですから、その現場を離れようとする職員は当然出てきます。そして、いつかその職員集団は崩壊していきます。

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