建物との出会い
LITの図面です。
ダイニングキッチンには、小さいオーブンを置きます。冷蔵冷凍設備は余裕があります。飲食店営業と菓子製造業の許可を取ります。生活介護ですが、福祉施設が地域で生きていく為には、地域で受け入れられる必要があります。その一つが、食に関することです。地域限定で、温かいお弁当を提供する、遠くに行かないと買えない焼き立てパンがLITにある、あそこにはオリジナルのジャム・焼き菓子がある、そんな地域に受け入れられる事業所が目標です。福祉施設というのは、地域に貢献することがなくても存在できます。でも、地域に受け入れられない事業所というのはいつまで経っても福祉施設だと思います。
これは一部です。ダンボールの製品の製造は、今までと同様行っていきます。空き缶潰しも行っていきます。最初は6人のスタートですが、今の人数の倍になってもやっていけるような基礎を築いていきます。
生活介護の対象者は、支援区分5と6(50歳を過ぎると4も対象)通常重度障がいと呼ばれる人たちです。世の中に限らず、福祉に携わる支援者でも重度の人たちに作業は必要ないと考える人たちがいます。
そうではありません。自分のできることがある、そのできるを工夫して支援する、自分も社会の一員として生きる、そういうことを目指していきます。