風の丘 高松市にある LIT  は爽やかな風を運ぶ それは障がい者が町中で生活するということ

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26)須田が自分に伝えたこと

須田は自分が長く勤めた埼玉のけやきの郷を立ち上げた人です。ある時須田は、久里浜にある国立特殊教育総合研究所(今の名前は違っているかもしれません)の講師として招かれました。午後の3時間の講義です。3時間は長い、佐々木半分の時間をあげるから、一緒に来いと言われて、何年も久里浜に須田と一緒に行きました。

須田は美味しいものが好きですから、久里浜に着いたらすぐにお寿司です。久里浜の駅中に今でもあるのかもしれません。それから研究所に向かい、須田は1時間半の講義です。何年も須田の話を聞きました。その話を今改めて思い出しております。

国立の特殊教育総合研究所の情緒部門の研修だったと思います。全国からその県の特殊教育の中核となる先生方が集まる研修です。その場で、須田は必ず言ってました。「この子たちを愛してください」「いい先生に出会うことは宝くじに当たるよりも難しい」選りすぐった先生たちの前で須田は言ってました。

何で、こんなことを思い出したかと言うと、つい最近そういう学校の対応はないだろうということに出会ったからです。一人ひとりの生徒を大事にしないで何の教育なのか、行動の問題を出しているとしたら、それは本人のSOSなのだから、学校全体で取り組むべきことだろう、そういうことが感じられない学校の対応でした。その子は、3年間苦しみました。

この子たちを愛することもなく、宝くじに当たったとはいかないまでも、本人を否定するような教育(教育ではないですね)話を聞いていて、どうにもならず、須田の話を思い出したました。いい先生に出会うことは宝くじに当たるより難しいのだから、諦めた方がいいのかもしれませんが、一人の人生がそこにあるのですから諦められないですよね。ならば、福祉はどうなのか、自問しております。

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