25)ABC分析について
ABC分析とはABAの基本です
ABAで使いたい技法の一つが、ABC分析、Bは行動=起きた行動、AはBの前に起きたこと、CはBの後に起きたこと、多くの場合Bのみを問題にしてしまいます。でも、その行動の直前に起きたことはBに影響を与えており、Bの後に起きことはBの行動を、強化していることが多くあります。このAとCを理解しないでBのみに対応しても、まずうまくいきません。
もう一つABAの技法で使いたいことが、記録を徹底的に取ることです。埼玉にいた頃、自傷の激しい男性の方がおりました。自己刺激行動がこだわりとなり続いていくとしか思えませんでした。ある時に始まった自傷は、右側頭部を拳骨で叩くというものです。力加減するわけではありませんから、右目に青タンを作ります。右側頭部を叩くのですが、血は低いところに集まりますから、右目の周りに青タンができるのです。(この自傷の結果、右目は外傷症の白内障になりました)この自傷が始まると、青タンを作って家に週末帰りますので、家族から自傷が始まったら家に帰してほしいという要望がありました。ですが、現場の考えは家に帰っても同じことが起きるのだから、このまま施設で見ていきたいということでした。
自分は、約2年分の記録を整理しました。そして家族に説明しました。約2メートルにもなりましたが、その記録を見てもらい、自傷は半年くらいで変わっていく、今回の自傷もまもなく変わっていくはずだからこのまま今まで通りにしてほしいと、お願いしました。家族は、分かったと言って帰りました。当然、放置して変わることはありません、職員はこの自傷に対して一貫した対応をしました。発達障がいの科学で記述したことですが、再度記述しました。
説明するのにも、根拠が必要です。それは、事実だと思います。
